副作用ってあるの？

鍼灸治療は、自然治癒力を高めることで健康な状態へと導いていく治療法です。

３日かけゆっくりと優しく体に働きかけていきますので、体への負担が少なく、副作用もほとんどありません。

しかし、回復の過程で一時的に症状が強く出たり、悪化したように感じることがあるかもしれません。

これは、”好転反応”と言われるもので、鍼やお灸の刺激に体が反応している証拠です。

主な症状としては、倦怠感、眠気、ほてり、痒み、痛み、腫れ、下痢、発熱などで、血流が促進され体内の余分なものを排出しようとする働きによるものです。

ほとんどの場合は軽度で、数時間～１日程度で落ち着いてきますのでご安心ください。その後、スッキリと回復に向かっていきます。

回復に向かう良い兆しですが、必ずしも全員に出るわけではありません。

また、”好転反応”が出ないと良くならないということでもありません。

鍼灸治療が初めての方は、体が慣れていない分出やすい傾向にあります。